病院、クリニック、歯科、動物病院、その他医療関連施設などへ各種ガスの納品・供給を行っております。
当社では、次のような姿勢で医療ガスの安定した供給を行っております。
医療ガスは、まさに生命と大きくかかわっているガスです。
自立呼吸では十分な酸素を呼吸できない患者さんにとってボンベから供給される酸素はなくてはならないものですし、麻酔なしの手術では激しい痛みのためにショック症状を起こすこともあるでしょう。その為、当社では医療ガスの安定した供給のために細心の注意を払い業務を行っております。
1.毎日の点検
自動切換え装置のある病院、クリニックでは、納入時、残量確認および目視点検を行っております。
2.少量配達
お客様が必要とされるものならば、少量でも配送致します。
3.24時間緊急対応
平日はもちろんのこと営業時間外・休日でも24時間電話受付を行っております。
4.お届けの範囲
お届けの範囲は、ご相談させていただきます。
ガス名 | ボンベの色 | 容量 | 主な用途 |
---|---|---|---|
日本薬局方酸素 | 黒 | 7000L、6000L、1500L、500L | 酸素吸入、人工呼吸器、麻酔器、高気圧酸素治療装置など |
日本薬局方窒素 |
灰色 | 7000L、1500L | 空圧ドリルの駆動用圧力源 合成空気など |
亜酸化窒素(笑気ガス) | 青+灰色 | 30Kg、7.5Kg、2.5Kg | 全身麻酔、局部麻酔 |
滅菌ガス(EOG) | 灰色 (メーカーにより他色あり) |
30Kg、5Kg | 注射器などの医療用器具および材料の消毒・滅菌 各種メーカーを取り揃えております。 (アセプトン、エルナック、カポックス、ダイサイド) |
炭酸ガス | 緑 | 7Kg、2.5Kg | 検査用、腹腔鏡外科手術など |
液体酸素 | ステンレス+黒 | 132m3 | 気化設備を用いて酸素ガスとして使用 |
液体窒素 液体窒素(移動容器) |
ステンレス | 107m3 | 低温寒冷療法 凍結手術(皮膚科・あざ取りなど) |
慢性呼吸不全の患者さんが主治医の指導のもとに自宅で酸素療法を行うことをいいます。入院しても酸素を補給すれば症状が安定している患者さんや、呼吸不全で家庭での日常生活が制限されている方などが、自宅にいながら酸素吸入できるように制度化された在宅療法です。これは健康保険法でも認められた治療方法です。この在宅酸素療法によって入院という束縛から解放され、住み慣れた自宅での療法が可能となり、散歩や買い物、さらには旅行などを楽しむこともできます。
在宅酸素療法なら
1.家庭内で日常生活が送れ、社会参加への道も拓けます。
2.肺、心臓など各部障害の改善と防止が図れます。
3.長生きにつながります。(イギリス、アメリカで研究報告があります)
在宅酸素療法
在宅酸素療法(Home Oxygen Therapy:通称HOT)が慢性呼吸不全患者の生命予後の改善、生活の質の向上に役立つことが今までの研究で明らかにされてきました。わが国でも1985年の在宅酸素療法に対する健康保険の適用、酸素供給装置の改新、老齢人口の増加と共に在宅酸素療法が広く行われるようになりました。また医療施設もはじめは承認制でしたが、まもなく届出制となり、平成6年4月より届出も不要となり無床施設、診療所でもHOTが行いやすくなりました。但し、患者の緊急時に適切な対応ができることが条件となっています。在宅医療の叫ばれる中、HOTはわが国において広く定着した在宅療法の一つといえましょう。
在宅酸素療法の目的・役割
通常の大気中の酸素濃度は、20.9%で、健常人はその空気の中で日常の生活を行っております。しかし慢性呼吸不全と呼ばれる状態になり酸素摂取能力が低下すると、血液中の酸素量(酸素分圧)が低下をきたし日常生活を営む事が困難になります。更に心臓に負担をかけたり、血液中のヘモグロビン濃度が増えて多血症になります。通常このような場合には酸素療法を長期的に行うわけですが、比較的安定期にある患者さんは住み慣れた家庭生活の中で家族の方たちと過ごす充実感、安心感を味わい自由に外出や散歩をしたり趣味を楽しんだり、または仕事の場に復帰する事さえも可能になりました。
当社では、医療ガス配管設備工事も承ります。(新規工事・改修工事・増設工事)
また、既存設備の医療ガス配管設備の保守点検(精密点検・機能点検・目視点検)の業務を行っております。
医療ガス供給設備は酸素・笑気・空気・窒素などの医療ガスや吸引の供給源を効率的に配置し、手術室・ICU・病室・診察室等へ配管でつないで各アウトレットから医療ガスの供給や吸引を行う設備です。
当社の経験、技術を生かし企画・設計から施工にいたるまで、懇切・丁寧に対応いたします。
医療ガス保守点検について
昭和63年厚生省より「医療ガス供給設備
の安全を図り、患者の安全を確保する」を目的とする通達が出されました。
1.目には見えませんが、機器の劣化・腐食は確実に進行していきます。その結果、突然の故障により、病院本来の機能が停止するなど、人命に関わる重大な事故に発展することも考えられます。
2.故障が起こった場合、種類・使用部品の確認作業で敏速な対応が困難になることもあります。
医療ガスは安全で安定的に供給されていますか?
万一に備えたバックアップ機能は確保されていますか?
酸素流量計、吸引器、液体窒素容器など、様々な医療ガスに関連する機器の販売を行っております。